売上高に直接対応しないコンサルティング費等のベストな会計処理方法とは

税務調査の立会を受けると、よく聞かれるのは、この外注費はどの売上高に対応するものですか?という質問が結構多いのです。

コンサルティングを受けると、そのおかげで売上高が増える場合もあるかもしれないが、効果がなかったりする場合もあるので、どの売上高に対応するものなのか聞かれても、はっきり分からない場合が多いという事実を理解していただきたいのだが、理解していただくのに時間がかかってしまう場合が多いのである。

したがって、税務調査を受けることを前提で考えると、建設業のように作業代のような業務委託費とは性質の異なる、コンサルティング費のような種類の業務委託費は、支払手数料、支払報酬料や販売促進費のような科目にしたほうが、説明する手間が省けるような気がします。

さいたま市大宮区の重松公認会計士事務所 代表税理士 重松輝彦

2019/04/27 | 税務調査

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