マンション等の建物売上高と土地売上高はどう按分するのか?

マンション等の販売する場合、契約書の売買価格には土地建物部分を分けずにまとめて記載されている場合もあります。この場合、どうすれば、土地売上高と建物売上高に分ければいいのかが問題となってきます。

なぜ土地と建物に販売価格を按分するのが重要な問題になるのかというと、それは消費税のためです。

土地売上高は非課税取引ですが、建物取引は課税取引となります。

土地売上高が多ければ非課税取引なので、消費税の支払額が少なくなりますが、建物売上高が多いと、消費税の支払額は多くなってしまいます。

そのため、一般的には土地売上高を大きくして、消費税の支払額を少なくしたいと考えたくなってしまいます。

しかし、あまりにも土地売上高を大きくしてしまうと、税務署に目をつけられてしまうかもしれません。

したがって、恣意性を排除するために、土地の固定資産税評価額と建物の固定資産税評価額との比率により按分して計算する方法が一般的に使用されます。

弊社でも、埼玉県北本市の戸建てを住宅の販売価格を固定資産税評価額により、土地建物を按分計算をしました。

 

 

2016/01/22 | 消費税

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