銀行の借入金返済の対応について
金融機関は、大手企業が借入金の返済が遅れてしまった場合、リスケしたり、DESを利用したりしますが、中小企業に対しては上場企業のよりも厳しいのかなという印象があります。
変な事例では、創業者の父から娘に少しお互いの条件が合わないまま、事業承継を行ったのですが、代表取締役が変更しても、借入金の担保に創業者の自宅や本社を土地を担保しているので、代表取締役変更後は特に創業者のサインがなくても、毎月きちんと返済していれば、問題ないかと思うのですが、メインバンクがわけのわからないことを言って、サインできなければ一括返済をしてもらわないとならないという暴言も吐いたりするそうです。
毎月の返済額がリスケにより減少しているけれども、利息はきちんと支払っているので、金融機関としては倒産さえしなければ、利息収入を得ることができ、しかも借入金の返済されるので、一時的な倒産を避けるためのリスケは必要不可欠だと思います。
以前クライアントだった会社で、政策金融公庫の創業融資は当時無保証だったので、借入金の金額を海外の留学費用にあてて、会社の休眠させたようなやつがいました。このような人がいるから、金融機関も厳しくなるのも分りますが、返済実績もきちんとある場合は、もう少し柔軟に対応していただけるとありがたいですね。
2016/06/25 | 資金調達