養老保険とは、
養老保険は、死亡時の受取人は、従業員の遺族で、満期の場合は、会社が受取人になります。
仕訳でいうと
(借)福利厚生費 100 (貸)現金預金 200
保険積立金 100
となり、保険料の半分だけが経費として計上されます。
満期を迎えると、支払った金額の全額が戻ってきますので、会社は、雑収入として損益に計上しなければなりません。
つまり、先に経費として計上できますが、満期を迎えると同額収益として戻ってきてしまうので、
従業員の保険としては有効ですが、節税としては所詮課税の繰り延べなので、将来的に大きな支払いがないと節税効果は大きくありません。
また、原則的に養老保険は従業員全員加入することが前提ですので、かなりの支出が生じてしまいます。
2016/04/04 | 生命保険