社会福祉法人の新会計基準導入の経緯
社会福祉法人の新基準は導入されつつありますが、特に行政指導もまだあるわけでもないので、それほど大きな問題もでていないみたいですが、本来お金を稼ぎ過ぎてはいけない社会福祉法人の剰余金がたくさんストックされて、しかも無税だというのはやはり問題だと思います。
早めに会計監査を強制にするようにしたほうがいいかと思っています。新会計基準の内容自体はいいものだと思いますので、今回のその会計基準の導入経緯を説明したいと思います。当該監査は税理士にもできるような感じになっていますが、会計監査の経験もない税理士がはっきり言って、やり方が分かるわけはないのです。当該監査は、やっぱり公認会計士だけができるようにしないと、一定のレベルを確保することは困難だと思います。
新会計基準が導入される経緯には、以下の事情が生じてきたためである。
1.大きな環境変化
公的給付総額の拡大
多様な主体の参入・競合
財政的な制約の増大(補助金の見直し・介護報酬のマイナス改定)
2.新たなニーズの発生
2015年問題、2025年問題
(高齢者:3.5千万円、後期高齢者:2千万人)
認知症高齢者・独居世帯の増加
施設から在宅へ、地域生活支援
2016/01/25 | 社会福祉法人