経営戦略コンサルティング

経営戦略コンサルティング

公認会計士・税理士の役割は、記帳代行、確定申告代行業務だけではなく、クライアントの問題点を把握して、その問題点を解決していける有用なビジネスパートナーでなければなりません。そのためには、節税も勿論大事ですが、それだけではなく資金調達、組織、人事や戦略コンサルティングのような知識も重要になってきます。

当法人もお客さまに満足していただけるように、いろいろと戦略を考えています。当法人では、顧客第一主義を掲げて、クライアントに満足していただけることを常に考えて、実践するようにしています。弊社の場合、補助金・助成金の情報を提供したり、資金繰りの相談を受けたり、経営方法についてもアドバイスしています。当法人自身もベンチャー企業で更なる成長をさせていくために常に勉強しているので、いろいろなアドバイスができるのだと思っています。以下は、他の章では説明していない戦略コンサルティングの一部を説明いたします。

無駄な要素を削除して新たな要素を追加することにより、新たな戦略キャンバスを構築して、新たな顧客層を開拓し、差別化と低コスト化との両立を図ることで、競争のない新市場を創造することができる戦略方法をブルーオーシャン戦略と言います。

弊社は、まず新たな戦略キャンバスを作成し、「顧客の効用があるか」「顧客が満足する価格か」「十分に利益を稼げるコストか」「実現への障害の対策はあるのか」を検討して、収益獲得ができるようにするためのビジネスモデルの構築できるサポートをいたします。

また、新たな顧客価値を発掘し競争ない新市場を創造しやすい業種としにくい業種があるので、ブルーオーシャン戦略だけでなく、弱者のためのランチェスター戦略で検討することも必要である。

ランチェスター戦略によると、強者とは、業界・地域No.1の企業のことで、2位以下は全て弱者となるので、設立当初は弱者の法則に当てはめて、同業他社との差別化を図ることが必要となります。

ランチェスター戦略

中小企業の弱者が強者に勝つにはランチェスター戦略が有効です。以下の3つの事項を注意することが必要です。

<1. 絞り込み戦略>

No.1になるためには、勝ち目のある市場を選び、絞り込む必要があります。戦う場所を決めることです。
市場の選択を間違えれば、勝てる戦いに勝てなくなります。
全く同じ力にもかかわらず、AはうまくゆきBはうまくいかないという結果になってしまうのです。
そして、その中でもさらに絞り込みます。あれもこれもやるのではなく、小さくするのです。なんでもいいから自社がNo.1になれるものに絞り込むのです。
小さなエリア、小さな顧客、小さな商品なんでもいいからNo.1を作ることです。

<2. 弱者と戦う>

自分より弱い相手と戦うことをランチェスター戦略では、「足下の敵(そっかのてき)」攻撃の原則といいます。
戦うときには、自分より強い相手と戦わないことです。自分より上位を競争目標とし、下位を攻撃目標とします。目標を混同しないことが大切です。
多くの企業が犯す間違いは、この競争目標と攻撃目標を混同することです。
まずは勝てる場所を選び、勝てる相手を選ぶことが重要なのです。
つまり、競合との力関係を知るということなのです。人は誰でも自分のことで頭が一杯で、相手のこと、特に競合のことが見えなくなります。
しかし、No.1企業ほどしっかりした戦略をもっているものです。むやみに上位に戦いを挑むのではなく、まず弱い相手に勝つことの方が最終的な勝利を手にする可能性が高くなります。

<3. 強みを伸ばす>

誰にでも、強みもあれば弱みもあります。人でも企業でも必ず。例外はありません。No.1になるためには、弱みにではなく、強みに焦点を当てて、強みを伸ばすことが必要です。
なぜなら、弱みを伸ばすより、強みを伸ばした方が成果が出やすく、No.1になりやすいからです。
しかし、多くの人はどうしても、強みよりも弱みに目がいきがちになります。その視点を変えて、強みに一点集中することこそがNo.1への近道なのです。
会社であれば、自社の強いところに営業人員などの資源を一点集中させて、さらに強みを伸ばすのです。
ここでも、自社の強いエリア、自社の強い顧客、自社の強い商品と、どこの、だれに、なにを、の視点で見てください。

自社の強いエリアに、自社の売れている営業を配置し、自社の強い顧客に、自社の強い商品を販売すれば、成果が出るのです。

強みに一点集中して、強いところをさらに徹底して強くすることがNo.1への王道です。

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